住宅ローン控除で気をつける点は?
マイホームを新築・購入したりすると住宅ローン控除が受けられるのですが、この際にいくつかの注意しなければいけない点もありますので、ここではそれについて取り上げます。
確定申告について
住宅ローン控除を受けるためには、確定申告をする必要があります。これは、サラリーマンなどの給与所得者でも最初の年は必ず確定申告をしなければなりません。
ただし、給与所得者の場合には、翌年からは一定の手続きをすれば年末調整で住宅ローン控除が受けられます。
ちなみに、合計所得金額が3,000万円を超える年には控除が受けられません。
合計所得金額とは?
合計所得金額というのは、総所得金額、特別控除前の分離長(短)期譲渡所得の金額、株式等に係る譲渡所得等の金額、先物取引に係る雑所得等の金額、山林所得金額及び退職所得金額の合計額のことです。
ただし、純損失や雑損失の繰越控除、その他一定の損失の繰越控除の特例の適用を受けている場合には、その適用前の金額のことをいいます。
特例の適用があった場合について
住宅ローン控除を受ける場合には、居住用財産の買換え等の場合の譲渡損失の損益通算・繰越控除や特定の居住用財産の買換え等の場合の譲渡損失の繰越控除を除き、居住した年と前後2年間は特例との重複適用ができません。 |