A円を借りて、月利rでnか月後に一括返済する場合に、毎月利息を元金に組み込むのであれば、nか月後の総債務Yは次の公式によって求めることができます。 ⇒ Y=A(1+r)^n ■Y=総債務額 ■A=当初元本 ■r=実質月利 ■n=元本組込み回(月)数
金銭消費貸借契約においては、次の民法405条(法定重利)によって、複利計算に制限を加えています。 ⇒ 「1年以上未払いで、しかも催促してもなおかつ返済のない場合のみ、利息を元本に組み込める」 なお、一般に複利というのは、金銭消費貸借契約では存在しませんが、預貯金や各種金融商品では珍しくありません。
□ファイナンシャル・プランニングとは? □不均等払いとは? □単利・複利とは? □複利計算の公式は? □複利の体表的なものは?